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最終更新日 2016年12月08日 初版2012年04月17日 ←クリック七つ塚説明 |
遺跡名 | 七つ塚古墳 | 墳 形 | 円墳 横穴石室 |
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規 模 | 円部径8m高さ2m | 出土品 | 直刀 刀子 鉄鏃 女性埴輪 円筒埴輪 |
所在地 | 日野市新町5丁目 | 築造時期 | 6世紀後半〜7世紀 |
座標 | 北緯 35度40分55秒 東経139度22分44秒 |
被葬者 | 不明 |
遺跡名 | 七つ塚古墳群 | 墳 形 | 円墳 横穴石室?未調査 |
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規 模 | 円部径10m高さ1.5m? | 出土品 | 不明 |
所在地 | 日野市新町5丁目 | 築造時期 | 6世紀後半から7世紀 |
座標 | 北緯 35度40分54秒 東経139度22分40秒 |
被葬者 | 不明 家長墓 |
七つ塚古墳群 知見
金比羅神社が祀られている古墳の、西南50mの畑中に4基。以前はもっと多くあったのであろう。東北側の新町の低地は平安時代の集落跡がある。西を流れる谷地川は古墳群北側の台地急傾斜面で多摩川にそそぐ。古墳群西側の田島橋周辺の谷地川は比較的平坦で左岸は居住地。又近年(昭和末頃)まで水田があった。田島橋東の石川東公園は崖下にあり、湧水による池があります。池の一部や周辺の湿地に、葦が残り、根元に油幕がにじんでいる。これは禾本科(カホンカ=イネ科)植物が鉄イオンを集めている状態。塚場と呼ばれるこの地域は縄文時代から奈良、平安、近代までの住居跡や古代の土抗などが確認されている。ここから東側の太陽が昇る台地上を墓域としたのであろう。古墳時代は今よりも崖下の湧水や沼地も多かったから、古墳から出土した鉄鏃ぐらいは沼鉄から生産できたのではなかろうか。「東京都遺跡地図情報インターネット提供サービス」の記載に炉穴・陥し穴土抗・配石土抗・竪穴遺構・ピット群・溝状遺構など、色々想像を掻き立てる遺構が記述されている。台地の石川に平安時代、石川の牧があったようだが詳細不明。古墳群は現在個人の畑地に残っているが、次世代の相続時に転売されて、消滅しかねない。墓の大きさからして家長墓で、副葬品も少ないと思われる。考古学的にあまり目新しいものでないかもしれないが、日野市の数少ない古墳なので買い上げ保存が望ましい。
遺跡名 | 谷ノ上横穴墓 | 墳 形 | 崖 横穴墓 |
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規 模 | 1号墓 奥行き 2.1m | 出土品 | 刀子 鉄鏃 |
所在地 | 日野市神明1丁目 | 築造時期 | 7世紀後半から8世紀 |
座標 | 北緯 35度40分07秒 東経139度23分51秒 |
被葬者 | 不明 家長墓 |
谷ノ上横穴墓 知見
国道20号日野バイパス北側にあります。1972年に調査されています。(日野市埋蔵文化財発掘調査報告書U 1986年)日野台地の南傾斜地に築造されています。多摩川崖線の府中や国分寺崖線三鷹大沢などに見られる横墓の部類。
谷ノ上横穴墓群の近くに坂西横穴墓群があります。谷ノ上の1号分は羨道と玄室が界石で区分されていたようです。2号、3号墓から出土品は見られなかった。
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